本の感想
ーいろいろ思ったこと
をつけました。リスト
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本の感想
ーいろいろ思ったこと
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読んだ後、「まる」と感じたものは
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敷居の住人
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| 「コレといった事件ナシ！」でずるずると物語は続いていく。主人公本田千暁クンは美少年で女の子のアイドルなんですが、本人は幸せか？ 決してそうじゃない。テレビに映っているアイドルが必ずHappyかというとそうじゃない様に本田クンの気分は多々ダークな色。 美人なのだがいじめられっこで友達がいなくてストーカーで他人から愛されたい菊池奈々子さん。他人と馴れ合わない強烈にキツくマイペースで負けない女、近藤ゆか。中学校の担任の兼田の彼女、あっちを向いた片目のアップが印象的な、名前知らない人。本田クンのことが好きな才女中嶋くるみちゃん。赤い色の女、この人もストーカー？ 安達佑佳里。といった主人公を囲む女達。本田クンの幼なじみの村上宗春ことむーちゃん。中学校担任で本田クンによく似ている兼田。中嶋さんのストレートな発言のお姉さん。離婚した本田クンのパパ。お姉ちゃんとお母さん。 読んでいてみんな好きになってしまいました。 おもしろいんだけど、読んだ後はこっちまで気分がダークになる漫画です。(020303) |
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しあわせインベーダー
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| 顔が似ているというだけで一緒くたにされる居心地の悪さをお互い感じている最上（女）と信野（男）、暗い思い出しかない春のクラス対抗戦に引き続き秋の対抗戦でもテニスのペアを組むことに、さて・・・。という「サムシン ライク ハレーション」を始め短編4編の本。 なんで居心地が悪いのか？ という理由付けが弱いということもあるけれど、どの作品も読んで気持ちがよかったです。別作品の「魅惑のビーム」も買ってみます。(020303) |
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ダブルブリッド
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| 怪（あやかし）と呼ばれるもの、人と呼ばれるもの、その両者の血を引くダブルブリッドと呼ばれる片倉優樹と人間、山崎太一郎の救いようのない先の無い交流。出会ったときに既に話は終わっていた。 注意！ 以降悪口だらけです。 一巻を読んで一年くらい放置していて読む本が無くなっていたところ、このシリーズが既に6巻まで出ていて、つまりそれは良作であろう（推測）ということで一度に2巻から6巻を買ってしまって酷く後悔した。もうこの人の作品はこれ以外がどんなに評判が良いといっても二度と買わないと誓ったぐらい後悔した。酷いようなことを書いていますが、自分は夏目漱石も芥川龍之介の作品さえ今まで買ったことがないしこれ以降も買う予定がないです。つまり特に酷いことは言っていないわけです（無理がありますか？ もちろん皮肉です）。2、3巻の酷さはあまりあるもので、よく編集がこれ以降もシリーズを続けたということに感心さえします。読むのが苦痛でよく6巻まで読んだと自分を誉めたい。今現在VII（機種依存文字ではない）巻も出ていて一般には売れているみたい（推測）です。(020303) |
月の影 影の海 （十二国記）
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| 正式にはこの作品の前に「魔性の子」がありますが、十二国記シリーズの最初の作品です。 女子高生、中嶋陽子は学校に現れた「ケイキ」と名のる男によって別世界に連れ去られる。ケイキとはぐれた陽子は独り十二国の世界をさまよい様々な苦難に遭遇する。 上下巻で構成されているのですが、上巻のあまりにも息苦しさにこれは地雷を踏んだかとも思いました。下巻でかなり息苦しさは緩和されてきますが、スカッとするはずの場面があっさり流されてしまっていて拍子抜けた感想を持ちました。しかし、この「月の影 影の海」、次巻の「風の海 迷宮の岸」を乗り越え十二国の世界の下準備を終えた後に魅惑の世界が待ち受けているのです。 シリーズ既刊の全巻読み終えて再びコレを読んでもやはり息苦しく感じました。(020304) |